4スタンス理論-AタイプとBタイプ
2014.04.16
カテゴリ:ブログ
4スタンス理論-AタイプとBタイプ
4スタンス理論では、身体の使い方が4タイプあるが、まずそのうちの2つAタイプとBタイプを見ることにします。
Aタイプとは足のつま先側でバランスを取るタイプでBタイプとは足のかかと側でバランスを取るタイプです。
- Aタイプの人の特徴
- ものを持つときに主に指先を使う
- 伸び上がるのが得意。額を抑えられていてもつま先立ちできる。
- しゃがむ時にまずお尻を引く。後ろに人が立っているとしゃがめない。
- ヒジを起点にして腕を使う。
- みぞおち・ヒザ・足の裏で軸を作ると安定する。
- 運動する方向に対して前側に軸を作る。
- Bタイプの人の特徴
- ものを持つときに手のひらを使う
- 伸び上がる時に、身体を一度前に進めるため、額を抑えられるとつま先立ちできない。
- しゃがむ時にまずヒザを曲げる。ヒザを抑えられているとしゃがめない。
- 肩を起点にして腕を使う。
- 首のつけ根・股関節・足の裏で軸を作ると安定する。
- 運動する方向に対して後ろ側に軸を作る。
つまり、Aタイプの人とBタイプの人ではできることが違うので、同じ結果を求める場合、身体の使い方が違ってくるということです。
もちろん、訓練すれば、Aタイプの人でもBタイプのような動きを習得することはできますが、自分の身体に合っていない動きであるため、身体を痛めてしまう危険があります。
身体に良いからと社交ダンスを勧められて始めたものの、逆に身体をおかしくしてしまったというような人がいるのは、自分のタイプに合わない動きをしたのが原因かもしれません。