スタンダードのホールド
2014.05.07
カテゴリ:ブログ
スタンダードのホールド
4スタンス理論を応用する第一弾として、スタンダードのホールドについて考えてみます。
- A1タイプ
上腕(肩から肘まで)を内旋し、前腕(肘から手首まで)を回外します。手首はやや内側に曲げる意識を持ちます。男性の右手と女性の左手は人差し指を意識してホールドします。 - A2タイプ
上腕を外旋し、前腕を回内します。手首はやや外側に曲げる意識を持ちます。男性の右手と女性の左手は薬指を意識してホールドします。 - B1タイプ
上腕を内旋し、前腕も回内します。手首はやや外側に曲げる意識を持ちます。男性の右手と女性の左手は親指の付け根を意識してホールドします。 - B2タイプ
上腕を外旋し、前腕も回外します。手首はやや内側に曲げる意識を持ちます。男性の右手と女性の左手は小指の付け根を意識してホールドします。
おそらく、日本の社交ダンスの先生は、A2タイプのホールドかB1タイプのホールドを教えているような気がします。どちらもパラレルタイプです。やはり、スタンダードはパラレルタイプ仕様になっているのかもしれません。
さて、男性の左手と女性の右手ですが、自分が意識すべき部分と相手の意識すべき部分を合わせるようにしてホールドするのが良いかと思います。
例えば、A1タイプの男性とB2タイプの女性が踊る時は、男性の左手の人差し指に女性の右手の小指の付け根を合わせるようにするとお互いのバワーバランスが取れるのではないかと思います。