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レッシュサイクル理論

レッシュサイクル理論

レッシュサイクル理論とは、身体の状態に応じてやるべきことが違うという当たり前のことを再確認する理論です。身体の状態を5つのゾーンのどこにあるのかを確認して、自分の身体の状態に応じて適切なトレーニングをすることの重要性を強調しています。

  • Lゾーン
    病気、怪我、加齢により身体機能が満たされていない状態です。老人向けの社交ダンスやリハビリの一環としてのダンスなどがここに入ります。
  • MLゾーン
    病的ではないものの、運動不足等その他の理由により、身体能力が低い状態です。運動が苦手な初心者が社交ダンスを始める場合がここに入ります。
  • Mゾーン
    普通の身体状態です。楽しむための社交ダンスはここに入ります。
  • HMゾーン
    身体能力を普通以上に向上させたスポーツ選手の状態です。競技ダンスとして、楽しむダンスから「勝利」を目指したダンスがここに入ります。
  • Hゾーン
    高度な身体能力を身につけた状態です。世界レベルのトップアマチュアやプロ選手がここに入ります。

 ボールルームダンスの世界では、MLゾーンやMゾーンに属している人が、Hゾーンに属していると錯覚し、Hゾーンのテクニックを練習することが非常に多い世界です。MゾーンやMLゾーンの人たちを読者対象としていると思えるダンス雑誌にもHMやHゾーンの人たちのテクニックを紹介していますが、意味が無いと思います。自分のゾーンに合ったことをやらないと、ダンスの上達は見込めません。東大式の三輪先生は「ダンスのレベルの上達は、身体能力のレベルで止まる」というようなことを行っていますが、まさにこのことです。

 ユースダンスクラブのようなサークルは、MLゾーンやMゾーンの人たちを対象にしています。以前のほほえみカップやJDSダンスフェスティバルもMゾーンやMLゾーンの人たちが楽しめるものでした。しかし、HMゾーンに属する人が増えてきたため、JDSダンスフェスティバルは、Mゾーンに属する人は活躍できなくなってしまいました。カテゴリーを増やすことで、Mゾーンに属する人も楽しめるような大会にするよう苦労しているようです。

 MゾーンやHMゾーンは、幅がかなり広いので、それぞれのゾーンの底辺と上位では相当のレベル差があるのは事実です。また、ゾーンの間のボーダーも明確に線引できるものではありません。

 MLゾーンやMゾーンに属する社交ダンス愛好家は何をすべきなのか、これから考えていきたいと思います。

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